黒崎での午前中の打合せを終え、午後の戸畑での打合せまで時間があったので、村野藤吾氏設計の八幡市民会館を見に行ってきました。
ひな壇になった1・2階庇の水平ラインとホールのバランスが絶妙で、直線で構成された基壇に対し、ホール前面壁にはむくりがつけてあり、なんともおおらかな佇まいになっている。
また、水平ラインのひな壇は、足元を隠しホールのボリュームを感じさせない構成になっている。
この角度から見ると、直線の庇とその影、壁面への空の映り込みにより、ホール壁に「むくり」が付けてあるのが良くわかる。
写真は基壇2階部分から撮影、ラウンジ前にはテラスがあり、正面から見た印象以上に、1階庇から2階庇まではセットバックしている。
外部の細く小ピッチの柱に対して、内部2階のラウンジには、ホールを支える赤く塗られた太い柱が並ぶ。
1階から3階へ続く階段は、太い柱と対照的に繊細で軽いデザイン、吹抜けのような空間になっている。
踊り場に飾られた青をベースにした絵が印象的でした。
やっぱりスゴイ!
smile stool
tomodachi - project
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